About Interwoven Poetry Magazine “Koo”

交錯詩誌「Koo」とは

「Koo(呼応)」は、ひとつの作品を起点に、詩が響きあう交錯詩誌です。

詩人、美術家、音楽家、写真家、映像作家など、異なる領域の表現者たちが、ひとつの対象にふれ、その存在や気配に心を寄せながら、それぞれの感性で受けとめ、解釈し、ことばやイメージとしてかたちにしていきます。「Koo」は、表現同士が響きあうことで、読み手の支えとなるような詩の場を目指しています。また、かつて「詩とメルヘン」が詩の入口をひらいたように、詩に触れたことのない人にも届く、詩の入口と可能性をひろげる試みでもあります。

Vol.1では、コンセプチュアルブック「ひとつと、いくつもの透明液」を起点に、それぞれの表現が呼応します。

Message from the Publisher

ご挨拶

はじめまして。2025年より詩人として活動をはじめた、加藤 白(かとう はく)と申します。

詩を書きはじめたのは最近ですが、物の見方を変えてくれた一篇の詩との出会いを、ずいぶん前のことながら今でもよく覚えています。私はまだ未熟ですが、先人たちが築いてきた奥深い詩の世界に導かれながら、この詩誌を、誰かが詩に触れるきっかけにできればと思っております。

「Koo」には、詩人をはじめ、視覚、身体、物語、映像といった異なる分野で表現を続けている作家たちが参加しています。その根底には、誰かを想う気持ち、忘れられない記憶、言葉になる前の感情があり、それぞれの感性や視点を通して、ひとつの作品としてかたちになっています。

そうした作り手たちのまなざしから生まれる詩を集めたこの一冊が、手に取ってくださる方の心に小さな余韻を残せましたら幸いです。

交錯詩誌「Koo」発行人
加藤 白

Contributors

作家

詩人をはじめ、視覚、身体、物語、映像分野で活動する20名の表現者が参加

詩人

木下 太尾/Tao Kinoshita

1993年、埼玉県出身。第64回現代詩手帖賞。詩集『君とふたり、枯野をゆけば』、詩画集『猫と雨の庭』。長野の山村にて楮を育てて、紙を漉き、土地や植物をテーマとした作品制作・展示なども行っている

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詩人

小川 芙由/Aoi Ogawa

1994年、静岡県出身。2023年の「ユリイカの新人」(青土社)に選出される。同年、第1詩集「色えらび」(思潮社)を刊行。ロールケーキはロールにしたがって外側から食べ進める派

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詩人

湯村 りす/Risu Yumura

長野県出身。幼少期より詩作を続け、2023年春からwebや詩誌への投稿を開始。私家版第一詩集「ZOO」にて第30回中原中也賞最終候補。2026年、第二詩集刊行予定

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詩人

矢澤 あねら/Anela Yazawa

2002年、神奈川県出身。早稲田大学文学部卒業。詩を軸に、コラージュや写真など複数の表現領域を横断しながら活動。詩誌掲載「詩あンソロジー01」「CONTEMPORARY POETRY 十×十」など。著作「題名のない絵本」

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詩人

加藤 白/Haku Kato

2025年8月、詩作開始。同年、「白秋献詩」佳作、「岐阜県文芸祭」入選、詩集「東京白夜飛行」刊行。交錯詩誌「Koo」主宰。2026年「SICF Fukuoka」「NAFAS Festival Tokyo」に出演予定

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美術家

林田 真季/Maki Hayashida

1984年、兵庫県出身。2023年ロンドン芸術大学ロンドン・カレッジ・オブ・コミュニケーション MA Photography 修了。「第17回 shiseido art egg 」入選。写真メディアを用いた作品を国内外で発表している

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美術家

花井 壮輔/はない そうすけ

2003年、東京都出身。2026年、多摩美術大学情報デザイン学科卒業。自身の内側に生起するキャラクター像をモチーフに、絵画を中心とした制作を行う。自己の感覚、時間の流れや記憶を手がかりに、絵画というメディアの可能性を探っている

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美術家

福田由美エリカ/Fukuda Yumi Erica

1996年、静岡県出身。武蔵野美術大学油絵専攻卒業後、School of the Art Institute of Chicago 彫刻専攻にて学ぶ。江副記念リクルート財団第50回奨学生。ブラジル日系コミュニティに関する展示・リサーチを行う

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美術家

オガワミチ/Ogawa Michi

東京都出身。造園や自然に関わる仕事を経験。環境と自己の境界で生じるズレを扱う。コレクティブ「ミか星」で共同制作を行う。あさご芸術の森美術館「オガワミチ展身体と記憶」、「第29回岡本太郎現代芸術賞展」、ACTアート大賞展2024(最優秀賞)

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美術家

塚越 千夏/Tsukakoshi Chinatsu

茨城県出身。2022年より美術活動を開始。陶と土による表現を中心に、線画作品の制作にも取り組む。詩は本作が初の試み

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画家

小田 心音/Kokone Oda

2007年、東京都出身。2023年から東京、大阪にて展示活動を始める。自身の母胎回帰願望と、人間の生殖能力と攻撃性が「愛」や「罪」と呼ばれることをテーマに、主に油彩を用いて女性像を制作している

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やきもの作家

柿沼 美侑/Miyuki Kakinuma

2001年、東京都出身。東京藝術大学大学院修士2年在学中。自らの持つアニミズム思考を古代人の精神性に重ね合わせ、主に野焼きの手法で土偶を制作。言葉の枠を超えた造形に“いのち”を宿す

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陶芸家

ローランド 純代/Sumiyo Roland

1992年に渡米し、陶芸・デザインのBFAを取得。2013年に帰国後、急性骨髄性白血病と診断され、臍帯血移植により命を取り留める。2021年より作陶を再開し、現在までに複数の公募展で入選・入賞を重ねる

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彫刻家

NAM EUIHYEON

1998年、韓国生まれ。武蔵野美術大学大学院造形研究科彫刻コース修了。怒りや葛藤を起点に、花をモチーフとしたブロンズ彫刻を制作している

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写真作家

土屋 じゅり /Juli Tsuchiya

1985年、東京出身。アメリカと日本のルーツを持つ。東京ビジュアルアーツ専門学校 写真科Ⅱ部卒業後、写真作家活動を続けている。時間や記憶、現実と非現実のあわいにある風景を主なモチーフとしている

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音楽家

keisuke s_d_

1995年、福島県出身。2022年アートレーベル「Royal Loading」を発足、2026年ドイツ「Junge Choreografien 2026」にて、Kiko Noguchi振付作品「Herz」楽曲提供

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演技者

たいちゃん/Taichan

2000年、愛知県出身。俳優としての活動を経て、現在はDJやポッドキャストなどを通じて表現を続ける。クィアとして生きる日々のなかで、人との関係性や居場所、言葉について考えている

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劇作家

黒坂 祐斗/Yuto Kurosaka

1982年、東京生まれ。ニューヨーク市立大学演劇学科卒業。演劇界の巨人リチャードフォアマンのOntological Hysteric Theatreのインターンを得て、特別プログラムIncubatorに選出

映像作家

兼子 裕加/Yuka Kaneko

愛知県出身。名古屋市立大学大学院 芸術工学研究科 修了。映像やインスタレーションを中心に、テーマに応じた最適な表現形式を模索しながら作品制作と研究を継続。第3回札幌駅前通アワード最優秀賞など

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映像監督

金子 実怜奈/Milena Kaneko

1996年、埼玉県出身。京都工芸繊維大にてデザインを学ぶ。在学中に映画に興味を持ち映画を撮り始める。2021年より分福に所属。主にSF・ファンタジーの企画を開発している

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順不同

Planning and Production

企画 / 制作

主宰

加藤 白/Haku Kato

2025年8月、詩作開始。同年、「白秋献詩」佳作、「岐阜県文芸祭」入選、詩集「東京白夜飛行」刊行。交錯詩誌「Koo」主宰。2026年「SICF Fukuoka」「NAFAS Festival Tokyo」に出演予定

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視覚設計

中谷 優大/Yudai Nakaya

神奈川県出身、美術家。2024年に活動を再開し、同年、国内公募で二つのグランプリを受賞。2026年、朝日新聞文化財団助成。教育機関やNPOとの協働も行い、作品を通じて社会との接点を広げている

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“Koo” Poetry Open Call Vol.1

「Koo」Poetry Open Call Vol.1 開催

交錯詩誌「Koo」Vol.1の刊行にあたり、詩の公募「Koo」Poetry Open Call Vol.1 を行います。受賞作品は、誌面に掲載いたします。

透明とは、ただ透けているだけではなく、そこにある輪郭や気配を残すもの。透明液とは、一定のかたちにとどまらず、触れたものの記憶や温度を映すもの。あなたにとっての「透明」とは何か。あなたの中にある「透明液」は、どのような色、温度、記憶、気配を持っているのか。大切な誰かを想う気持ち、忘れられない記憶、言葉になる前の感情。その奥にある「透明」を、あなただけの感性や視点で、詩として表現してみませんか。

その想いが、誰かのために、そしてご参加くださる方にとっても、人生の記録のひとつとして残るものになればとも思っています。あなたの呼応をお待ちしています。

交錯詩誌「Koo」発行人
加藤 白

https://unagiroom.com/books/ur-003/open-call/vol-1/

Poetry Magazine “Koo”

交錯詩誌「Koo」Vol.1

目次

Kooとは
起点
呼応詩
公募詩
解説

作家

詩人|木下 太尾
詩人|小川 芙由
詩人|湯村 りす
詩人|矢澤 あねら
詩人|加藤 白
美術家|林田 真季
美術家|花井 壮輔
美術家|福田 由美 エリカ
美術家|オガワミチ
美術家|塚越 千夏
画家|小田 心音
やきもの作家|柿沼 美侑
陶芸家|ローランド 純代
彫刻家|NAM EUIHYEON
写真作家 |土屋 じゅり
音楽家|keisuke s_d_
演技者|たいちゃん
劇作家|黒坂 祐斗
映像作家|兼子 裕加
映像監督|金子 実怜奈

制作 / 発行

主宰 / 企画|加藤 白
視覚設計|中谷 優大

SNS

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主催

ISBN: –
Softcover
– pages
105mm×148mm
Released on 2026